| 堺打刃物では「本焼きの包丁」は切れ刃の部分を「木砥仕上げ」(手木砥仕上げ)とするのが一般常です。「合わせ鍛えの包丁」は切れ刃の部分を「霞仕上げ」(砥石・砥石の粉で白く霞の様に仕上げる)のが一般常です。ゆえに、霞・本霞とは合わせ鍛えの包丁と考えて間違いではありません。ただ、「霞」というのは研ぎ仕上げのひとつの技法のひとつです。
一般的に本職の板前さんに「これは霞か?」「これは本霞か?」という質問をよく受けます。正行さんの書かれているように並霞/中霞/上霞/本霞とあるのは確かです。でも、これこそ販売する上で、そのお店での包丁のランク付けの呼称と考えてもらって結構です。そのお店で、一番良い霞の包丁が「本霞・上霞」。次に「中霞」・・・「並霞」。となっていくのですから。ということは、あるお店の「中霞」の包丁が、別のお店に行けば、「本霞」ということもあるのです。
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